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XP-Pen DECO 01 VS Wacom Intuos Pro
publié le 26/10/2018 à 04:55 |
初めてペンタブを購入される方の中には「とりあえず安いものがいい」という方も多いのではないでしょうか。
「まずは安価なペンタブを購入し、ある程度使いこなせるようになったら大きめのペンタブを買う」というふうに考える方も少なくないと思います。
所が『XP-Pen Deco01』というペンタブは、低価格なのに高機能で利便性が高い機種になっています。
ペンタブレット(板タブレット/板タブ)
パソコンに接続して使用する、入力機器です。タブレット(板)上で、専用のペンを動かすと、パソコンを操作できます。普通のマウス操作のほか、ペンを使って線を描くような操作もできます。筆圧感知機能に対応したお絵かきソフトなら、筆圧を活かした多彩な表現も可能です。
1万円未満で購入できる製品もあるため、他に比べると、導入費用を安くできます。ディスプレイを見ながら、手元のペンで描画するため、操作に慣れる必要がありますが、手やペンがディスプレイと被らないので絵が描きやすい、という理由で板タブレットを選ぶ方もいます。
【開封レビューXP-PenペンタブDECO 01】初の充電不要筆圧8192ペン搭載コンパクトペンタブ
XP-PenのペンタブレットDECO 01開封レビュー。XP-Penのペンタブレットとしては初の充電不要ペンを搭載している。筆圧は8192レベルと現時点の最高レベル。ワコムIntuos Proと比較しても引けを取らないスペックだ。XP-Pen DECO 01 ペンタブを実際に開封して使用するまでをレビューでご紹介する。ワコム以外のペンタブ購入を検討している方に見ていただきたい情報。
XP-Penペンタブの実力|ワコム以外のペンタブメーカーで一番か
ペンタブレットといえばワコムが有名。質はもちろん随一なのだが価格の高さがネック。初めての使用者には敷居が高い値段設定だ。そこで注目なのがワコム以外のペンタブメーカー。中国のメーカーが多いがその中で一歩抜きんでいているのが今回紹介するXP-Pen。製品ラインナップの多さ、そして日本に代理店がありメーカーとしてのサポートの良さが特徴だ。
ワコムペンタブとほかメーカーペンタブの大きな違いはペンの仕様。ワコムのみが充電不要のペンを付属していた。専売特許として他メーカーのもののペンはすべて充電式だったのだ。だがここにきてXP-Penからも電池不要の電磁誘導方式、さらに筆圧8192と最高レベルのペンを搭載したペンタブが発売された。それがXP-Pen DECO 01だ。開封して使いだすまでをレビューでご紹介する。
DECO 01の価格|安さに驚き
まずは価格だが筆圧レベルなどペン仕様を考えると高くなりそう。だが安さに正直驚いた。現在のxp-pen公式サイトでの価格がこちら。(香港から日本へ , 7日未満 .)
https://www.storexppen.com/buy/52.html
8,800円を切ってくる安さでこのスペックを手に入れられるのは驚き。大サイズのペンタブをお探しの
方におすすめしたい。
XP-Pen DECO 01 開封レビュー
梱包箱のデザインは個人的にはかなり好みだ。中華タブレットと聞くとデザイン大丈夫か?と心配になる方もいらっしゃるかもしれない。ただXP-Penの製品は日本だけでなく欧米やアジアでも展開されておりシンプルで美しいデザインだ。
XP-Pen ペンタブレットdeco 01 本体デザイン
本体のデザインも非常にシンプル。実際に持ってみて細かい部分を見てみたが造りは非常に精巧。造りの甘さは全く感じない。材質はプラスチックだが安っぽさもなくデスク周りをすっきりさせたい方も安心して使用できるデザイン。
本体のサイドにショートカットキーが8個。押すとカチカチとなる押した感覚が強いボタン。こちらもしっかりとした造りで安っぽさはない。ペンタブユーザーの中でこのショートカットキーの評価は様々。描いていると手が当たって勝手に押してしまうので不要だと感じるユーザーも多いようだ。そういったユーザーのために反対側にショートカットキーの反応をON,OFFするスイッチが装着されている。
DECO 01本体サイズ感
実際に使用してのサイズ感がこちら。
自宅で、趣味でイラストを描いている方はペンタブのボディサイズはあまり問題になりませんが、美術関係の専門学校へ持ち運びたい方は、大きなボディサイズのペンタブは簡単に持ち運べません。
そこで、本製品はコンパクトなボディサイズになっていて、作業領域が幅13.8×高さ8.5インチになっている上に、本体の厚みが8mmしかありません。
そして本製品の重量は、約1.17kgしかないので、簡単に持ち運べるようになっています。
作業領域
ペンタブには『板タブ』と『液タブ』があって、板タブはペンタブに液晶が備えられていませんが、液タブは本体に液晶が備えられています。
液タブは液晶画面が作業領域になっていて、ここの範囲がイラストを描ける部分です。
所が、板タブは液晶が備えられていないので、どの部分から作業領域なのか分かりづらき機種が多いのです。
本製品は板タブなのですが、このデメリットをカバーできるように『描画エリア表示ライト』が作業領域の境界線の所に備えられています。
そのため、板タブでも作業領域が確認しやすくなっているのは、本製品の大きな魅力です。
DECO 01 筆圧8192レベル 充電不要ペン
筆圧 : 8192レベル
長さ: 165mmm
重量: 1.17 kg
電池さ: 充電不要
この製品の一番の特徴といえるのがペンだ。まずは筆圧が現時点で最高レベルの8192レベル。初めてペンタブを購入する人にとってはあまりピンと来ないかもしれない。筆圧検知のペンは強く押し付けると線が太く、弱く押し付けると線が細くなる。習字の筆で書いた時と同じ感覚。この強弱を読み取る段階が8192段階となる。自分の描きたい線の太さの再現度が高くなっているということだ。
ちなみにここ5年間ほどのスタンダードは2048レベルだった。世界中のプロアニメーターもこの筆圧数値のペンを使い現在の作品を作り上げてきた。ある意味で十分なレベルだったのだが、今年に入って一気に4倍の8192レベルにスペックアップした。XP-Penからも低価格で8192レベル対応のペンを販売開始。ユーザにとってはうれしい情報だ。
ペンの詳細デザインがこちら。ペン先の沈み込みは約0.5mm。柔らかい沈み込みでワコムペンとは描き味が異なる。初めてのペンタブ使用であれば問題ないがこれまでワコムを使用していた方は慣れるまで少し時間がかかりそうだ。
さらに注目なのがペンが電池不要の電磁誘導方式を採用している。メーカーに確認済みの情報だ。充電が不要なので電池切れを心配することなく使用できる。
ペン立てはペンを縦にしても横にしても置ける設計となっている。ちなみにペン立ての中に替え芯が収納されている。ペン立てを回転させれば開けられる。
XP-Pen ペンタブ DECO 01 実際使ってみての描き味
実際に使ってみる。環境はCPU Corei3、メモリ4GBとかなり残念なノートパソコンだ。これでスムーズに動けば大抵のパソコンでも問題なく利用できるはず。
筆圧感知8192レベルの実力はさすが
マウスでデジタルのイラストを製作する際には、線や色の太さを変えるためには、太さの数値を変える必要がるので、手間暇をかけてしまいます。
それに比べて、ペンタブは専用ペンにかける力の入れ具合によって、線の太さを変える事ができるのです。
この機能を『筆圧レベル』または『筆圧感度』と呼ばれています。
そして本製品の筆圧は8192レベルもあって、極細から極太までコントロールする事ができるので、キャラクターの輪郭線に強弱を付けやすくなっています。
筆圧レベルはさすがの一言だ。描きだした瞬間に線の太さのスムーズな変化を体感できた。特に細めの線を描くときに実感できる。非常に小さな筆圧の変化をしっかりと読取り、線の太さが変化していく。スムーズな線の太さの変化は描いていて気持ちよく感じるレベル。
摩擦係数は若干低め。ただプラスチック同士が当たった時のようなつるつるとした感覚ではない。ワコムIntuos Proと比べると摩擦係数は低めに感じた。
ペン反応速度も十分
ペンの反応速度はパソコンのスペックやソフトウェアにも左右される部分なので一概には言いにくい部分。ただ検証したパソコンでは問題なく動作した。かなり早めに動かしてもしっかりとついてくる。ペン反応速度はXP-Pen製品をはじめとしてワコム以外のメーカーもすべて問題なく動作しているので心配は不要だ。
本体のサイズ感 液晶15インチ程度までが限度
本体のサイズがこちら。ワコムと比較するとMediumサイズとほぼ同じサイズ感だ。
本体外形 : 13.8 x 8.5 x 0.3 inches
反応範囲: 254*159mm / 10" x 6.25"
反応速度: 266PPS
ペン反応高さ: 10mm
実際に描いてみるとこういうサイズ感となる。
かなり広々と使える印象。腕を使って広くキャンパスを使う方でも十分使用できるだろう。大きすぎるとな感じてもプロパティの画面で反応が出る範囲を調
整できる。大は小を兼ねるのだ。
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